No.23 シバル



光とか影の具合をもうちょっとなんとかすれば良かったであります;;


身動きが取れない。知らずに流れた汗が身体をしっとりと濡らす。
何とか動けないものかと身体を起こして身じろぎをすれば、胸と木の板がザラリと擦れた。
少々の乱れならば大したことは無いが、左腕から胸に掛けて外気に晒されているこの状態は異常なのではないだろうか。
どうやら、自分が思っていた以上に自分は危機的な状況のようだ。
焦燥感に駆られるのを何とか宥めながら、小太郎はゆっくりと自分の記憶を弄り、状況を整理しようと思考を掘り返した。



やっぱり拘束が縛りの基本でしょう!!
そして縛るのだったらコタがいtib――(強制終了
それにしてもこの体制は非常に苦しそうだ。
だからと言って、このまま身体を床に横たえようものならば、冷たい木の板に触れる、それは嫌なのでありましょうかな。
しかも、普段と違って視界まで覆われているので本当に大ピンチですね、どうしましょう、ですよ!
恐らくコタにこんなことをする人は・・・管理人的には1人くらいしか思い当たりませんや。
きっと彼は小太郎のことを視姦せんばかりにじっくりと眺めているに違いない。
まったく羨ましい限りである。



モドル