No.08 チカヅク


ッパ、と見てうらっぽい感じがしないと言う(笑)


互いに笑い合いながら手を取り合う。
小太郎の右手が佐助の開いた着物の中へと侵入し、ヒンヤリと冷えた手の平が佐助の体温を侵食する。
何ともくすぐったい気分にさせられつつも、佐助は身じろぎ一つせずに小太郎の近くにいた。
「なーんか・・・人目が無いって言っても外で、しかもこんな高い木の上ってのは普段と違う気分にさせられるねぇ」
くすりと口の端に笑みの形を取りながら、佐助が笑えば、小太郎もまた微笑んでコクリと頷いた。
密着し、互いが互いの温度を確かめ合うように、彼等は顔を近づけて笑い合った。



ほんのり幸せそうな感じで爽やか系を目指してみました!
上半身だけの画像だったら絶対に表でも余裕だと思われます。
でもうっかり佐助の下が露出してしまっているのでお題のついでに裏へ(笑
彼らは基本、建物の中ってよりも建物の外ってなイメージがあります。
そうは見えなくても一応、木の上ってことにして置いてください。
・・・ってか下に通行人がいたらどうするつもりなんでしょうな、この二人は。
本当に色々突っ込み所が多い感じであります~。



モドル